国分寺赤米プロジェクトは、国分寺市内の農園やご家庭のベランダでの赤米栽培を通じて、地域の食文化や豊かな土に親しみ、市民同士のゆるやかなつながりをつくる活動です。
一粒の種籾(たねもみ)から芽を出し、初夏に田植えをし、秋に実った稲穂を手刈り・天日干しして脱穀する。お米づくりの全工程を体験することで、私たちが日々いただく「食」と「自然の循環」を身近に再発見していきます。
赤米(あかごめ)は、玄米の種皮の部分にタンニン系の赤色色素を含む古代米の一種です。縄文晩期から弥生時代にかけて日本列島に稲作が伝わった当初の姿をとどめる、歴史あるお米です。
現代の一般的な白米に比べて野性味が強く、背丈が高く伸びるのが特徴です。秋には赤紫色の美しい稲穂が揺れ、田畑に美しい景観をもたらします。
白米に混ぜて炊くことで、ほんのりと桜色に染まり、香ばしさとプチプチとした食感が食卓の彩りを豊かに演出します。
赤米は、原種のまま現在まで種を残してきた強い稲です。
お子様とも育てられるよう、赤米のバケツ稲の作り方をイラスト付きで解説します。初心者でも安心してお試しください。
土はお外の土か、ホームセンターで売っている黒土がおすすめです。13リットル以上のバケツに25cm以上入れ、表面を平らにならします(深い方がよく育ちます)。肥料分は多くなくて大丈夫です。よく日の当たる場所に置きましょう。
水に入れたコップで浮く未熟な種もみを取り除きます。土に指先を1cmほど押し込んで等間隔に3〜4箇所穴を空け、ひと穴に3粒ずつ種を入れて土をかぶせます。苗が小さいうちは段ボール等で覆い、発芽して青々としたらたっぷり日光に当てて水を張ります。
夏が近づき土中の微生物の活動でたまるガスを抜くため、通気パイプ(サランラップの芯や節を抜いた竹など)を立てます。苗の背丈が10cmほどに成長してきたら、苗の3分の1くらいにとどまるよう水位を少しずつ深くしていきます。
根元から新しい茎が増える「分けつ」が始まり、株がぐっと大きくなります。分けつ後は深水3cm程度を保ちます。できるだけ30℃前後を保てるよう日に当て、ひどい暑さの日は冷たい水を注いで水温を調節します。水が腐らないよう時々交換しましょう。
背丈は1mを超え、穂が出て開花する大事な時期です。土が乾燥しないよう水をたっぷり注ぎます。実が入り穂が垂れ下がって倒れそうなときは麻紐などでくくり、台風時は室内に避難させます。開花後およそ1ヶ月で実が熟したら水を完全に抜きます。
出穂から約1ヶ月後に水を抜き、10日後に籾と茎が黄金色に変わったら収穫どきです(一粒もいで噛み、カリッとしていればOK)。ハサミで穂先を摘み(または根元から刈り)、ザルに広げて丸3日天日乾燥、または束ねてさかさまに吊るして干します。
赤米のおいしい炊き方をはじめ、赤米をつかったお菓子やお茶のレシピをご紹介します。
歯ごたえのある赤米メニューは、クセになるかも…!どうぞお試しあれ。
国分寺赤米プロジェクトでは、農園での共同作業やバケツ稲栽培への挑戦、収穫体験など、どなたでも気軽にご参加いただけます。
農業経験がなくても心配ありません。土に触れ、季節の移ろいを感じながら、地域のみんなでお米づくりを楽しみましょう。
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